Story Designs Blog

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僕が選ぶオススメ映画!

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こんにちわ、ナオトです。

今日たまたま好きな映画の話をしてて。

よくするでしょ、そういうの。

だいたい「何が一位か?」 って話になると決めきれなくて

「感動部門の1位はぁ~」と

なぜか受賞が細分化されていくっていうパターン。

 

確かにそれ分かりますよね、総合1位ってなかなか決められなかったり。

実際にそれ面白いと思ってんの?とか。

カッコイイって思ってんじゃね?って作用も働くしね。
 
アルマゲドンなんてベタだけど映画館で涙ぐんじゃったしね、実は。

そんな中で自分に何かをもたらしてくれたって事をとか考えさせられたって事を重要視するとこんな感じですね。

ネタバレしない程度に書いていきます!

 

  

 1.「月とキャベツ山崎まさよし

 

これはミュージシャンの山崎まさよしが主演の映画。

最近また主演映画が公開されるそうですが、彼が役者もやってるって知らない人も多いですよね。

この映画は彼の名曲である「One more time, One more chance」が出来るまでを映画にしたお話。
昔ミュージシャンだった男がある女性との出会いによってまた歌を作るんですが、この女優の方もこの作品以外では見たことなくて、たぶん結構マニアックな映画なのかな。

でもこの歌が好きな人なら間違いなくオススメ。

誰か愛する人を無くしてしまったような経験がある人には涙腺崩壊間違いなしです。

2・「FOCUS」 浅野忠信

これは名作です。間違いなく。

今でこそカメラマンの視点だけの映画って結構あるけど、これはその先駆け的な映画じゃないかと。ブレアウィッチプロジェクトとかよりも大分前ですしね。

この映画は一般人だけど盗聴などの知識のある男を演じる浅野忠信にテレビクルーがインタビューをしていく様子が映画になっているんですが、浅野忠信の演技がやばすぎる!

「リアルな演技」とはこれの事だったんだ、他の演技は所詮「上手い演技」だったんだと思わされること間違いなしです。

演技力、という1点で言えば「FOCUS」の中での浅野忠信を超える人物を日本でも世界でも見たことが無い。

背筋が凍りそうになるほどの狂気じみた浅野忠信の演技は必見です!

3・「時計仕掛けのオレンジ」 スタンリーキューブリック

かっこいいと思ってみてました、正直。

高校生ぐらいの時からトータル70回ぐらい見てるけど、ハッキリとは何がおもしろいのか説明できません(笑)

でも「雨に唄えば」を唄いながら暴行をするシーンや、家具や服装などの世界観。

1971年ですよ、作られたの。

恐ろしいまでの想像力と独自性を持ったスタンリーキューブリックならではの映画です。

スタイリッシュの一言ではすませないけれど、未来を描くことが好きだったこの監督が想像していた、危惧していた何かが描かれている気がします。

4・「Eeys Wide Shut」 スタンリーキューブリック

こちらも同じくスタンリーキューブリックであり彼の遺作。

主演はこの時はまだ夫婦だったトムクルーズ&ニコールキッドマン。

キッドマンがセクシー過ぎてヤバイです、まず。

この映画もキューブリックらしさ全開ですが、特筆すべきは「音楽」です。

映像より音楽。非常にシンプルに作られた音なのですが「絶妙な不協和音」がもたらす何ともいえない恐怖感や不安感。音がもたらす影響力をまざまざと感じるこの映画、寒い冬の夜にオススメです!

5.「AKIRA」 大友克弘

説明不要のジャパニメーションの金字塔ですね。

この映画の凄さはもはや「ぐぐってくれ」と言った法が早いですね。

アニメとしては画期的だった、「声優の声に合わせて口の形を描く」

子供の役には「子供の声優を使う」というような試みもあったりします。

「う」の発音の時にはちゃんと絵の中で「う」の口してるんですよ、凄くない?

それまでのアニメはパクパクしてるだけだし、声優にしても子供役をすげーオバサンが演じてたりするのに違和感がありましたが、このAKIRAは違う!

海外の名監督たちにも影響を多数与えたこのアニメは歴史的作品であることは間違いないので、見たことが無い人は死ぬ前に一度は見ておいて損はないです!

 6.「岸和田少年愚連隊 血煙純情編」 千原兄弟

ナインティナインが主演してブルーリボン賞を取った作品の2作目。

まだまだ若手だった千原兄弟が主演してるんですが、1作目はお笑い要素が強かったんですが、こちらは打って変わってシリアスな一面を覗かせます。

後半には一度見たら忘れない衝撃的なシーンもあり、日本でありながら日本でないような、ノスタルジックな映像美も見所のひとつです。

千原Jrさんは多数映画にも出られていますが、間違いなくこれが僕の中のベストです!

7.「モールス」 クロエグレースモレッツ

キックアスでおなじみのクロエちゃん。

ちゃん、って言ってしまいましたね、そうですファンなんです。

原題では「Let me in」と言うのですが意味は「中に入れて」です。わかりやすいように

「モールス」になったんでしょうが原題の方が映画をよく表現されていると思います。

この映画は簡単に言うと少しホラーというかモンスター的要素のある映画なんですが、怖いというよりは「切ない」です。

少年と少女の友情・絆そして愛がとても叙情的に描かれています。

ただただ切ない。 そんな印象を抱かせる映画であり、怖いものが苦手な人でも全然見れるので尻ごみしないで見てみてほしい。

可愛さも残しつつ儚い美しさを魅せる絶妙な年齢のクロエが素晴らしい表情を見せてくれます。

僕の中のベストクロエ映画ですね。

8・「恋する惑星」 ウォンカーウァイ

映像・音楽ともに最高です。

若き日の金城武(日本で有名になる前ですね)が主演しているこの映画。
天使の涙」という映画との2部作なので、是非そちらも。

一時ウォンカーウァイブームみたいなのがあったんですが、日本映画にもハリウッド映画にもないこの雰囲気って他にはないんです。

アジアが舞台なので身近に感じる部分と異国的な部分とが重なり合って、まさに違う世界を覗いているような気持ちにさせてくれます。

彼の映画は人によっては「あまり盛り上がりもインパクトもない」と感じる場合もあるようですが、確かに普通の会話で終わるシーンとかも山ほどあります(笑)

そこは好みが分かれるかもしれませんが、普段は交わることのない異世界を覗き見しているというか、日常をリアルに生々しく切り取り、だけどしみったれてない印象を持たせるんですよね。

普通のシーンだけど何だかカッコイイとか、オシャレに感じてしまう。
若い頃に彼の映画を見てデザイナーなどの表現者になったという著名な方もたくさんおられるというように「何かを与えてくれる日常」を見せてくれます。

9.「エレファント」 ガスヴァンサント

アメリカで実際に起こった学校内での銃乱射事件を映画化した物です。

ニュースでも知ってる人が多い事件ですが、生々しくリアルに描かれています。

登場する少年たちの演技がまた見事で、少年たちが持つ悩みや鬱屈としたもの、そして裏腹な儚さを透き通る様な役者たちが演じています。

二度とあってはいけない事件なんだと考えさせられます。

ノンフィクション系の映画で何かないかな、と思われた方は是非オススメです。

10・「打ち上げ花火下から見るか、横からみるか」 岩井俊二

これはもともとタモリさんがやっていたテレビ番組から派生された映画で、数年前にアニメで映画化されて話題になりましたね。

いやー子供の頃の奥菜恵がヤバイほどかわいい!!

魔性の子供ですよ、まさに。 他にも今でも活躍しているあんな俳優さんたちが子役で出ていたりするのでそれも楽しい。

内容はタイトルの通り2パターンの経験をするファンタジーですが、最後のプールのシーンが最高にいいです!!

画面いっぱいの青、奥菜恵の表情、そして流れる「Forever Friends」という歌がマジで最高なんです!

当時はこのシーンだけを延々とリピートして聞いてました。

サウンドトラックも発売されているので、この歌だけでも価値がある、というかこの歌が僕の中では非常に重要なパーセンテージを占めている映画なんです。

友情を改めて考えさせられ、なぜか涙が出てしまうそんな日本映画界の名シーンを名監督である岩井俊二が描いてくれている必見の一本です!

 


羅列だけど、こんな感じかなー。


なんか以外とベタだった・・・・・・。

それぞれ擦り切れる程見て、AKIRAに至ってはアメリカ留学中にVHSを買って上映会をして、

チンプンカンプン顔の学生たちに拙い英語で解説をした程熱くかたりました。

 

 

なんでこんな話になったのか分からないけど。

その人の好きな映画を聞いちゃう癖があるんですが、なんか10本ぐらい聞いたらなんとなく人となりが分かるじゃないですか。

あくまで勝手な想像の範疇だけど。

上記の映画の中で半分ぐらい一緒だ!っていう人がいたら是非連絡下さい!