【「原因」と「結果」の法則】が聖書の次に売れている訳
みなさん「原因と結果の法則」という本をご存じですか?
ジェームズ・アレンという人が書いた哲学書であり、啓蒙書の元祖と呼ばれています。書かれたのはなんと1902年なので100年以上前!の著作となります。
「私たちの人生は、ある確かな法則にしたがって創られています。
私たちがどんな策略をもちいようと、その法則を変えることはできません。
『原因と結果の法則』は、目に見える物質の世界においても、
目に見えない心の世界においても、つねに絶対であり、
ゆらぐことがないのです」(本文より)
啓蒙書、と言われると
「何か怪しいんじゃない?」
「宗教じみててなんかイヤだ」
って思う人もいるかもしれません。
ですがこの本は聖書の次に世界で売れ続けている本なんです。
ぶっちゃけこれ以上の啓蒙書は必要ありません。
私もそこまで大風呂敷を広げるなら読んでやろう!ぐらいの横柄な態度で読みましたが
非常に感銘を受けたので、是非ともみなさんにご紹介したく記事を書いています。
何が凄いかと言うと
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シンプルである
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現代においても不変
この2点に尽きると思います。
しかし一部の方からは「分かりきっている事しか書いてない」や「具体例を言えよ」
などの批判意見が常にあるようです。
これは本書があまりにシンプルに、物事の根幹を、核心を付いているからです。
例えば「後ろを振り向くな、前を見るんだ」と言ったように、どこかで聞いたありふれた言葉ですが、重要なのは
【ありふれた言葉になれているのは理由がある】
という意味でもあるんです。
この言葉を細かく補足すると、
「ホラ、後ろっていうのは実際の後ろじゃなくて、後悔とかさ、ずっとしてても気分も落ち込んだままだし、ずっとブルーって嫌じゃん?だからさ、前を・・・前ってのは未来とか明るい事とか楽しい事って意味ね? そういう事を少しでも考えては方が良くね?」
という意味ですよね(笑)
これぐらいは誰でも理解できると思いますが、中にはシンプルなワード過ぎて確かに補足が無いとピンと来ないなぁーって思う人もいるだろうな、という部分もあります。
私は本書に行きつくまでにいくつかの啓蒙書や哲学書を読んでいたので、比較的スンナリと理解できましたし、
「あーこないだの本はコレをベースにいろいろ肉付けしていったんだな」
と分かるようになりました。
なので初めて読んだ方にはもしかして一度では理解できず、なんだか拍子抜けするかもしれません。
ですがこれほどまでに長きに渡り世界中の人に愛されている物には何であれ必ず理由があります。
穿った見方を捨て、取りあえず目を通してみてはいかがでしょうか。
また次回詳しく本書を補足する記事を書きたいと思っているのでそちらも是非読んで頂ければと思います。
では、貴方に幸せが訪れますように。